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2024/11/27

スポーツに頑張る子どもを隠れ疲れから救うセミナー

「朝食と補食」編 の開催が近づいてきました。


このテーマ、「うちの子には関係ないかも」と思っている保護者の皆さん、

ちょっと、次の項目に思い当たることはないですか?


〇小学生や中学生で疲労骨折をしているスポーツ少年少女を知っている

〇食が細いのにいつも動き回っているスポーツ少年少女を知っている

〇練習が夜遅くまであって、朝食をしっかり摂れていない

〇お子さんの体が大きくなりはじめてから記憶力の低下や

 学習・運動意欲が低下したのが気になる


IOC(国際オリンピック委員会)の専門委員会が提唱している

アスリートの健康とパフォーマンスに悪影響を及ぼす状態の一つに、


REDs(relative energy deficiency in sport)=相対的エネルギー不足症候群


があります。

人間は、生命を維持するエネルギー、生活活動を行うエネルギーが基本的に必要ですが、

スポーツをする場合は、これに加えて、スポーツで消費するエネルギーの補給が必要です。


さらに、成長期の子どもたちは、自分の体を大きく強くするためのエネルギーも必要で、

これが慢性的に不足してしまうと、疲労骨折や意欲の低下などに繋がってしまいます。


注意すべきは、すぐに症状が表面化する場合と、長年気づかずに過ごすことで、

成人後の体に、悪影響が出てしまうケースも多くあります。


骨粗しょう症のリスクや、パフォーマンスに必要な機能低下(伸び悩み)、

食事で得たエネルギーを取り込みずらい循環、精神的な落ち込みなど、

症状の重さに個人差あるものの、REDsの影響だとは気づかない

からだの不調に見舞われてしまうアスリートは想像よりも少なくありません。


今、お子さんたちは、たくさんの習い事や、スポーツ活動などで、

自覚もないままに疲労を抱えています。


本来は、成長の度合いに合わせて、適正な活動量に調整して、来るべき、

充実期(身長が止まって約2年後くらい)に向けた体づくりと

夢や目標設定を行っていくのが理想です。


もし、それがどうしてもかなわないとして、

せめて、不足しているエネルギーを子どもたちに補給してほしい!!というのが、

今回のセミナーの主旨でもあります。


これは、実践あるのみなんです。

12月14日、ぜひ、お子さんを隠れ疲れから救いうために、一緒に

「補食プランニングシート」をつくりませんか?


今回、REDsに関する情報は、

一般社団法人日本スポーツ栄養協会の公式情報サイト

「スポーツ栄養Web」

に掲載されている内容を参照にしています。


実は、私自身が大学生の頃にこの状況に陥った選手のひとりであったことから

皆さんのお子さんのリスクを軽減し、本来の明るさと活発さを守ってあげたいと思い

開催するセミナーです。


多くの方のご参加をお待ちしています。



2024/11/12
 
 からだの動きLABOのブログ「女性リーダーアカデミー2024 その2」で、
 
 このアカデミーを

 科学的根拠に基づいたコーチ教育とトレーニングを提供し、

 キャリア形成をサポートするネットワーク構築の機会を設け、

 様々な分野のメンター的人材と面識を得られる機会が提供されるアカデミックな場

 と紹介しました。これは、順天堂大学女性スポーツ研究センターの
 ホームページで紹介されている文章そのままで、

 実際、実施された内容も、まさにこの文章通りの内容でした。

 2週間が経ち、カリキュラムを振り返る中で、
 今回私が学んだことの大きな柱となっているなあと感じることがあります。

  それは、   “出来事をどう捉えて前に進むか”  でした。
    (※あくまでもこれは私個人が感じたことです)

 女性コーチが、

 スポーツ界でのジェンダーギャップやコーチング現場に関わる人々の特性、
 人の持つ根本的な心理や、文化的背景に隠された真意など、

 私たちが生きている社会に存在するあらゆるソースが繰り広げる

 “出来事”を客観的に、具体的に、科学的に検証して、それをどう捉え、
 生かして、活かしていくのかを考えるトレーニングをすること。

 その取り組みをネットワークの中で共有し、実践し、世の中の財産とすること。

 そんな深い学びに触れました。

 さて、私はどう前に進むのか?ワクワクしています。

 女性リーダーアカデミーの詳細は
 をご覧ください。

 

 

 

 


2024/11/09
スポーツに頑張るお子さんからの素朴な質問。

「プロ選手は姿勢がいいの?」

この質問に答えるべくAI姿勢分析「シセイカルテ」を使って、
姿勢分析に協力いただけるプロ選手を探しています。

ですが、プロ選手の測定を許可して頂くには、
例えば、所属するチームの許可が必要であったりします。

現在のところ、元プロ選手(オリンピアンも含む)数名が
分析にご協力くださいました。

本当にありがとうございます。感謝申し上げます。

分析結果から現時点で注目している結果をお知らせします。

競技特性や引退後の年数、ケガの後遺症などが影響して、
左右のずれを抱えている方もいらっしゃいますが、

上のデータが示すように、正面立位のデータで、

左右のずれがほとんどない方が多い傾向が見受けられます。


(※データは、元プロサッカー選手、元プロバレーボール選手、元プロボクシング選手)

今後、分析を進める中で、この割合は変わってくると予想します。
また、正面の左右差がないものの、
柔軟性や関節可動域が狭い選手も実際にはいらっしゃいます。

「プロ選手の姿勢はいいの?」に答えるプロジェクトはまだ始まったばかり。
ゆっくり歩みを進めながら、随時報告いたします。





2024/11/07
順天堂大学 女性スポーツ研究センター主催
「女性リーダーアカデミー2024」は、
10月29日から3日間の日程で、軽井沢プリンスホテルで行われました。

同アカデミーは、リーダー・コーチを目指す女性のために、
科学的根拠に基づいたコーチ教育とトレーニングを提供し、
キャリア形成をサポートするネットワーク構築の機会を設け、
様々な分野のメンター的人材と面識を得られる機会が提供される
女性スポーツに特化した、国内では唯一無二のアカデミックな場です。

私がこの会に参加するきっかけを頂いたのは、
からだの動きLABOのコンディショニングには欠かせない
スポーツ栄養分野でお世話になっている公認スポーツ栄養士さんから。
情報を知り、早速申し込みました。

3日間で、「コーチのためのモチベーション戦略」「スポーツとジェンダー」
「リーダーシップとコラボレーション」など、
15の講義を受講しましたが、どの講義も非常に興味深く、
指導対象となるアスリートのために重要な内容ばかりでした。

順天堂大学スポーツ健康科学研究科大学院特任教授・小笠原悦子さんをはじめ、
オリンピアンの山口香さん(筑波大学教授)、田中ウルヴェ京さん(慶應義塾大学特任准教授)、
国内女性スポーツに関する研究者や、海外の女性スポーツ組織で活躍する指導者や研究者
多彩な講師陣との生の交流は、今後の活動に良い刺激となりました。

参加者は30人。私たちはこのアカデミーの10期生として、
女性リーダーネットワークの一員となりました。
この経験を、大分の子どもたちに具体的に還元していくこと、
それが私の今後の楽しみになりました。

たくさんの学びの中で、一つ、印象深く私を迎えてくれた言葉があります。
国際女性ワーキンググループIWG事務局長のリサ・オキーフさんの
「知識はシェアすることで財産となる」という言葉です。
この言葉とほぼ同じ言葉に、私は今年7月千葉で出会っていました。
スペインのプロサッカークラブビジャレアルの講演会に参加した際に、
同チームの元レディーストップチーム監督(現在・フィットボールマネジメント部所属)
佐伯夕利子さんが伝えてくれた言葉でした。

寛容でいて、未来を見据える強い意志と、実際の行動力が感じられるこの言葉を
二人の女性から聞いたことも、私にとっては大変意義深い出来事になりました。

さて、この度、一般社団法人大分スポーツサロン Aーブリッジ を設立します。
この会を通して、大分のスポーツに頑張る子どもたちと、それを支える大人や企業とを繋ぎ、
スポーツにより楽しく関われる環境作りを目指していきたいと考えています。

女性リーダーアカデミー修了生として、胸を張って、この活動に取り組んでいきます。




2024/11/05
 
 10月29~31日の三日間、順天堂大学 女性スポーツ研究センター主催の
 女性リーダーアカデミー に、参加した。

 目的は、女性スポーツの環境が、トップアスリートを育てる現場や
 海外では今、どのようになっているのかを知ることであり、
 地方に住む私が、地方の特性を見極めつつ、どんな環境作りに貢献できるのか?
 を見つけるためだった。

 からだの動きLABOに訪れる女子のジュニアアスリートさんたちの中には、
 中学生になってっも男子と同じチームでプレーしなければならない地域に住む
 ケースがある。

 女子チームが存在していても、ほとんどのケースで指導者は男性が多く、
 配慮するべき身体機能の変化や陥りやすいパフォーマンスのブレーキに、
 選手自身も気が付かないまま、競技生活を終えることも少なくない。

 とはいえ、望ましい環境を整備するためには、
 女性指導者が存在するための社会的背景の整備や資金源の確保、
 人材の育成と確保など、取り組まなければならないことが山積みな状況。

 スポーツに携わる女性一人一人が、活躍の場を自ら広げて、
 横のつながりをつくり、大きなうねりを起こすしかない。

 そんなこんなで、とにかく学ぶのだ!と、学びの門を叩いた。
                  その2へつづく

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