大分市緑が丘の焼き杉に囲まれたコンディショニングスタジオ。大分市街地かから車で30分。さまざまな競技のジュニアアスリート(小学生~高校生)の競技動作動づくりや、社会人の姿勢改善と日常動作改善をサポート。スタジオを拠点としたスポーツ、カルチャーイベントも開催からだの動きLABO

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2025/12/10
12月6日(土)ジェイリーススタジアムで、
大分陸上競技協会強化事業 U-17 プロジェクトの講座で
コンディショニング講座を担当させていただいた。

世界陸上やオリンピックなどで活躍する選手や指導者が講師を務めるプロジェクトの講座で、
コンディショニングのお話をさせていただく機会を頂けた背景には、
日本陸上競技連盟が掲げる競技者育成指針の中で、
どの育成ステージにおいても
「身体リテラシー」の育成または継続的育成および発達を目指していること
そして、その身体リテラシー
ハイパフォーマンス陸上(高い競技パフォーマンスを目指す)
ウエルネス陸上(陸上競技を楽しむ)
の両方のアントラージュの一つに位置付けていることなどが挙げられるのではないかと、
勝手に解釈した。

分不相応だったのかもしれないけれど、選手たちにとって何かのヒントになっていたら嬉しい。

当日、全国や世界で活躍していくことを嘱望された中学3年生11人。
私の話の前に今年のインターハイで活躍した高校生選手の話があり、
11人は、目を輝かせて先輩の体験談に耳を傾けていた。

私の話は、そのアスリートとして専門的なトレーニングに取り組んでいる現役高校生の
言葉をお借りしてスタートし、各選手の姿勢分析の結果に目を通してもらいながら、
☆姿勢分析による今の自分の可視化
☆目標に向かう際の具体的な努力(コンディショニングを含む)って何?
を問いかけるという形になった。

選手たちの今後の活躍と成長を楽しみにしている。





2025/11/09
大分県サッカー協会主催の
「ウォーキングフットボールコーディネーター講習会」に参加しました。
会場は、真新しい人工芝が光る、完成したばかりの
南部スポーツ交流広場のサッカーコート。

敷設された会議室で講義を受け、14人の参加者とともに実技を
通して、この新しいフットボールへの理解を深めました。

種目の発祥は、2011年イングランド。
チェスターフィールドFCで55歳以上の高齢者の健康のためにーと始まったそうですが、
現在では、低年齢のお子さんから高齢者、健常者と障碍者が
同じフィールドで参加できる生涯スポーツとして普及活動が進められているそうです。

名称のとおり、歩いて行います。
競歩のルールと同様に、両足が地面から離れるとNGです。

身体接触もNGで、ディフェンスは進路をふさぐのみ。
オフサイドもありません。

タッチラインからボールが出た際のリスタートは、キックインもしくは
アンダースロー方式のロールイン。
キーパーからのスタートもロールインで行われます。
※さらに詳しく知りたい方は、JFAのHPをご覧ください。

実践するまでは、「サッカーとして成り立つのかな?」との思いもありましたが、
9セットの実践があっという間に感じるほど楽しいゲームでした。

このスポーツの素晴らしさについて私が感じたことは大き3つあります。

一つ目は、
『参加者全てが、参加する一人一人の姿を見守り、そこにリスペクトが生まれる』という点。
移動の速度の上限に指標があるおかげで、
周囲の状況や、一人一人のプレーの様子を見守る余裕が生まれます。
同時に、参加者一人一人の身体的な状況に合わせた工夫やパフォーマンスに気づき、
プレーや人物そのものへのリスペクトが生まれるという点です。

二つ目、
サッカーの審判のように判断・判定をするというよりは、
試合を進行するファシリテーター的な立場を守るコーディネーターの
試合を活性化する(達成感や一体感、失敗にならない状況を盛り上げる)
楽しく試合を進めるための“言葉かけ”のセンスが重要になってくる点でした。
このセンスを磨くことは、言葉によるハラスメント防止や
コーチングの新しいアイディアに繋がると感じたからです。

そして三つ目。
相手チームのボールを取りに行けない(接触プレーができない)ことで、
アジリティ能力や屈強なフィジカルでは解決できない試合展開の中での
フットボール戦略を学べる機会を自然と得られる点です。
育成年代にぜひ体験してもらいたいスポーツだと感じました。

かくいう私は、実は、NGを連発。

走りそうになるし、ディフェンスの距離は近くなるし、ボールを取りに行ってしまう始末。

それでも、コーディネーターさんのおおらかな言葉かけで、
このスポーツの醍醐味の一つでもある“セルフジャッジ”にはつながったように思います。

今回の講師を務めてくださったのは清水エスパルス教育事業部の打桐始さん。
打桐さんのコーディネートの塩梅のおかげで、
この種目の醍醐味を存分に味わいながらの学びとなりました。
ありがとうございました。

主催してくださった大分県サッカー協会の皆様、参加者の皆様にも感謝いたします。

今後は、このスポーツの普及とともに、ウォーキングそのものの講習でお役に立ちたいと
思います。




2025/10/21
 LABOのお仕事紹介、前回は、
からだの動きLABOのフィジカルコンディショニングとは何ぞや? 
を中心にお伝えしました。

今回は、これまでの約20年間、ジニアアスリートさんが
なぜ、LABOを活用したのか?
 Why did they utilise LABO?
LABOに訪れたきっかけは何だったのか? 
 What prompted them to visit LABO?
を集約した結果、現在設定しているコースについて
ご紹介したいと思います。

LABOに訪れるジュニアアスリートさんの約8割は、
故障や痛みをきっかけに、そのケアを目的としていらっしゃいます。

例えば、
〇股関節周辺に痛みが出た
〇腰痛が治らない
〇軽い肉離れのような症状がある
〇肘や膝の違和感
〇故障やケガからなかなか回復しない

故障の要因と考えられる動作習慣(日常動作と運動時動作)や
姿勢の状態を分析して改善することで、病院での診断と合わせて、
二次的な故障や、繰り返す故障やケガなどを予防することを
期待していただいています。

2割のジュニアアスリートさんは様々な目的です。

例えば、
〇小学校中学年までは早く走れていたのに、高学年になって
 急に足が遅くなった
〇そもそも走り方、走る姿がおかしい
〇パフォーマンスが急に落ちて、動きが緩慢に見える

と言ったお悩みがきっかけの選手。
こうした選手の場合は、隠れ貧血や相対的エネルギー不足、
成長期(特に掘るオンバランスの変化による)の
骨格や筋肉の質の変化の影響などを受けているケースも
少なくありません。

また、競技を続ける中で、どうしても思い通りの動きができずに
悩んでいるケースでは、姿勢や動作習慣を改善することで
スムーズに動けるようになることもあり、活用していただいています。

さらに、ハードな練習で、からだの重さや硬さ、動きの不調を感じて
試合前にからだのメンテナンスに来る選手もいらっしゃいます。

そして、まだ今のところごく少数ですが、
本格的な競技力向上や、目標とする大会出場のために
長期的ビジョンをもって、日ごろの練習をサポートする
コンディショニングとトレーニングの提供をご希望する
アスリートさんがいらっしゃいます。

こうした状況から、現在のLABO では、次の3つのコースを用意しています。
【ボディメンテ・ケアコース】
【お悩み解決コース】
【目標達成コース】

どのコースも、現状分析が必要不可欠で、姿勢分析や動作分析、
試合時の動画分析などのデータや、改善のための取り組みをサポートする
セルフマネジメントシートなどの活用も本人の希望に応じて用意しています。

最終的には、
フィジカルコンディショニングを競技に臨む際の“戦略”の柱の一つと捉えて、
その知識と経験を積み重ね、主体的にコンディショニングに取り組めるように、
サポートすることを目指しています。


 

2025/10/20

改めまして、LABOのお仕事を少しずつ、ご紹介します。


 それには、まず、LABOのフィジカルコンディショニングが何なのか?

 What is conditioning? What dose it involve?

 から少しお話しする必要がありますね。


 私たちは自分を分析する際に、“ストロングポイント(強み)”と

“ウィークポイント(弱点)”という言葉を使います。

 

 スポーツをする際には特に、強みを伸ばすとか、活かすという発想が

大切にされています。


 フィジカルコンディショニングは、その強みをサポートし、

弱点を強みに寄せていくために実施することです。なので、

フィジカルコンディショニングに決められた形やプログラムはありません。


 ある選手の“今“の状況にとっては、

分析結果に基づいたストレッチが必要なフィジカルコンディショニングで、

 また別の選手の“今”にとっては、アビリティエクササイズが

必要なフィジカルコンディショニングであったりします。




なので、まずは、彼らに何が必要なのか?

What do they need? を明らかにしなければなりません。

それも、本人とコンディショナーがその情報を共通理解できるような

方法で。

そこで、からだの動きLABOでは、AI姿勢分析システム カルティを

使用して、情報の可視化と共有を行っています。


その後、フィジカルコンディショナーの手技で、

〇筋肉をほぐす

〇拘縮部分のストレッチ

〇連動する筋肉同士のつながりを回復

〇本人では解決できなくなってしまっているからだの動きを出す

などの他動的(自分ではない他の誰かに動かしてもらう)な

コンディショニングを行います。




他動的に良い状態になったとしても、

日常の動作やスポーツの動きで元に戻ってしまうことも多々あります。

そこで、

そのデータを基にその選手に必要なコンディショニングメニュー

(ストレッチであったり、トレーニングであったり、呼吸法であったり、

骨格を整えるエクササイズだったり)を写真とビデオを交えて

ご提供しています。※カルティのシステム上では、この提供メニューを

「アクティビティメニュー」と表現しています。




これまでの傾向でお話しすると、


継続的にこのメニューを実践できている選手の場合

〇痛みからの回復

〇ボディバランスの改善

〇パフォーマンスへの良い影響

がスムーズに行われています。




人の“今”は常に状況に合わせて、また、状況の変化で変化します。

お勧めしたコンディショニングメニュー(カルティでの呼称は

アクティビティメニュー)の内容が永遠に有効かというと

そうではありません。

 有効な期間は選手自身の

〇現状分析をどのように理解するのか

〇メニューの取り組み方

〇変化への気づき

などの要素で一人一人違います。


 LABOを通して、フィジカルコンディショニングの経験を積み重ねて

選手自身が主体的に取り組めるようになるようにサポートを目指しています。

2025/10/08
お申し込みフォーム  https://x.gd/cQJFj

 1年前の10月、順天堂大学女性スポーツ研究センター主催の
女性スポーツ指導者が集う「女性リーダーアカデミー」に参加しました。
定員30名の学びの場に、国内各地から幅広い年代の女性指導者が集まりました。
 講師陣は、NPO法人ジュース理事長(Japanese Association For Women in Sport)
理事長で、順天堂大学大学院スポーツ健康健康科学研究科教授の小笠原悦子氏を筆頭に
オリンピアンの山口香さん、田中ウルヴェ京さんらの国内講師、アメリカ、
オーストラリア、イギリスを代表する女性スポーツの組織や会社のCEOでした。

 三日間で16のプログラムを受講した中で、オーストラリアのリズ・メイソンさんの
「コーチング・プロファイル」という講義にとても興味が湧きました。
 コーチ自身の
①コーチとしての行動パターン
②人としての行動パターン(素の自分)
 を4つのタイプ D主導 I感化 S安定 C慎重 
に分析し、まずは、自分自身の行動パターンを認識することで、
 指導対象となるアスリートの4タイプも認識して、
・強みを引き出す
・限界を認知しておく
・指導戦略やモチベーション戦略を立てる
・コミュニケーションスタイルを構築する
などに役立たせるというものでした。

 そのプロファイルを使ったケーススタディでは、
 ある仮定されたシチュエーションに対してどのような行動を選択するのかが、
参加者30人に問われました。
 その答えは、30人30色。同じような志で、この学びの場に集まった30人にも関わらず、
こうも、受け止め方が違うのか!!と、衝撃を受けました。
 そして、プロファイル分析で同じグループだったメンバーは、同じような判断基準で
行動を選択していました。

 衝撃を受けたものの、指導現場に戻ってからの1年、実は悶々としている部分が
ありました。それは、語学学習と同じで、勉強をして実践しているものの、
自分が話している言語がどこまで正確で通用しているのかのフィードバックを得る
手段と機会が少ないーというモヤモヤでした。

 そんな中で出会えたのが、(一社)日本スポーツコーチング協会認定の
スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチの江口真弓さんです。
 アスリート側の4つのタイプ別コーチングにおける言葉かけについてお話しいただける
というのです。
 アスリートのタイプ別にどんな言葉を使うことで、そのアスリートが生き生きと
スポーツに取り組めるのかを復習、確認する機会として、とても楽しみにしています。
そして今後、参加した皆さんと、実践の経過や成果について、情報交換できること、
フィードバックの機会を創ることなども楽しみにしています。

 ぜひ、一緒に分析・実践してみませんか?

お申し込みは、QRコード もしくは  https://x.gd/cQJFj  で。

 
 
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