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2024/07/30
ビジャレアルCFは、スペインバレンシア州カステリョン県ヴィラ=レアルに

本拠地を置く、プロリーグ1部に所属するサッカーチーム。

ヴィラ=レアルの面積は約55.1㎞²。日本の三宅島の大きさに近い。

人口約5万人の都市で、産業の中心はオレンジ栽培だが、

人口の半分を収容できるスタジアム 

エスタディオ・デ・ラ・セラミカを中心としたスポーツの街でもあるそうだ。

人口規模や産業基盤は決して大きくはないが、このチームが目指し、

実戦を積み重ねてきた選手育成のメソッドが、今、競技種目の枠を超えて、

一つの教本のような存在として注目を集めている。



7月20日、千葉県流山市にある江戸川大学駒木キャンパスで行われた

「スペイン ビジャレアルCF育成コーチによる特別講演」もその一つ。

“10年後の選手の姿に責任を持つ”ことが指導者の責任 というクラブ全体の共通認識の基、

“どのような選手を育てたいのか?”その具体的なゴールを目指すために必要な

組織のありようや、人的環境を含めたクラブ環境の整備を推し進めてきたビジャレアル。

同クラブのメソッドダイレクターで、U-6サイコモーター責任者のマリアン・ベラさんと

現在、同チームフットボールマネジメント部所属で、RFEF公認S級ライセンス指導者の

佐伯夕利子さんのお話は、

スポーツが、人として成長する人格形成という大切な過程を担うものであり、

その中で指導者は、選手に多大な影響をもたらす“意志を持つ環境”であることの意味を

改めて問われる、貴重な内容だった。



当日、全国から集まった指導者は、バスケットボールやサッカーだけではなく、

ラグビーや野球など、多種目に及んだ。

「どんな選手を育てたいのか?」この命題に、スポーツ種目を隔てる要素はない。




2024/07/18
少しお待たせしてしまいました。

前回予告していた通り、

成長期の男子が猫背に見えやすい、猫背になり易い理由をお伝えします。

“猫背”もいろいろな種類がありますが、

今回は背中が丸くなる“円背”にフォーカスした話です。

女性の骨盤は広く、男性の骨盤はそれに比べて狭いーということは

ご存知かと思います。

では、成長期、どのあたりでその違いが出来てくるのかというと、

小学校の中学年ごろから徐々に発育が違ってくるようです。

女子の場合、骨盤の発育が
腕や脚の長い骨(大腿骨、脛骨、上腕骨など)の発育よりも良い
傾向があるそうです。

一方、男子は、もちろん骨盤も発育するのですが、
骨盤よりも腕や脚の骨の発育が著しいということがわかっています。


骨盤を植木鉢と例えましょう。

女子の植木鉢は大きく、その鉢に植えられた植物は徐々に伸びて
育っていきます。

男子の植木鉢は小さく、植えられた植物はぐんぐん伸びて育って
いきます。

男子が急激に身長が伸びた場合、筋肉の質や強さがそのサイズに
見合うものになるまでは、
姿勢やたたずまいが、なんだかぐにゃぐにゃして見えます。

小さい時は足が速かった子がだんだんとスピードがなくなってしまうのも
この時と重なることが多いようです。


この様な成長期にスポーツをする子どもたち。

大人は、そんな風に変化する中で子どもたちはいつも
その子の、その時のからだの状態や状況なりに
真剣に取り組んでいることを知りながら

長い目でその成長や上達を応援、サポートしていけたらいいなあと
考えています。



2024/07/16
成長期、保護者が気になることの一つに

お子さんの『姿勢』があると思います。

“猫背”はその代表。

「スマホばっかり見て姿勢が悪い」
「学校の荷物が毎日重くて背中が曲がっている」
「喫が付くと背中が丸くなっていてかっこ悪い」

というお話をよく耳にします。

この話の結論から言いますと、

スポーツをするお子さんにとって、どんな種目であれ、

姿勢はとても重要な要素です。

レベルの高いアスリートほど体を動かすための姿勢は良いし、

そのよい姿勢をベースに、競技種目に特化した筋肉がついています。

前回ご紹介した「睡眠時間を確保する」サポート方法と同様に、

お子さんに「姿勢をよくしなさいよ」
「背中を伸ばしなさい」「ちゃんと姿勢よくしておくんだよ」

と、何度唱えたとしても、残念ながらそれは有効な手段ではないようです。


一つの方法はやはり“可視化する”ということになります。

抜き打ちで写真を撮るというようなことではなく、

トップアスリートの写真とお子さんの写真を並べて違いを見てみることや、

研究機関や企業が開発してるAI姿勢診断を活用するなどして、

本人に自分の現況を把握、自覚してもらったうえで、

対策を講じる方が“自分事”として取り組みやすくなります。

8月4日(日)大分市のヒマラヤスポーツ&アウトドアコムボックスさんで、
AI姿勢診断シセイカルテの体験会を行います。

お子さんの現状を知るためにぜひ、
東京大学の研究チームが開発に関わっているシセイカルテを体験にお越し下さい。

この姿勢に関しては、実は、
成長期の男子が猫背に見える、猫背になったと誤解されやすい という特徴を持つことも
知っておいていただきたいので、次回もこのお話を続けます。


2024/07/10



これからご紹介する「タイムサークル」は、

お仕事、子育てなどと同様に、自転車レースやトライアスロン、
お子さんたちのスポーツチャレンジも大切に生活しているご夫婦から
伝授していただいた方法です。

夏休みの前などに、一日のスケジュール表を作ることがありますよね。

左から右に朝から夜までの時間があって、そこに朝6時のところに
『起床』など、書き込むあれです。

書いてみて何日かは続くものの、「まあ目安だから」と、
だんだんなし崩しになっていた幼少時代を懐かしく思い出します。

「タイムサークル」はと言いますと、

 まず、360度の円を24時間にします。

 そして、時刻は書き込まずに、一日にやっていること、
るまり、『出来事』とその出来事に費やしている『時間』を
円グラフのように書き込みます。

 例えば、  学校 : 7時間   家出の食事 : 1時間
      携帯(ゲームやネットサーフィンを含む) : 2時間
      スポーツ(自主練習も含む) : 2.5時間
 のような感じで書き込んでいきます。

 
 そうすると、何がわかってくるかというと、

 今の自分の日常時間を何に多く割いているのか?が可視化できます。

 そして、

 その割いている時間は 自分が大切にしているから割いているのか?
 それとも何となくなのに、思った以上に時間を割いているのか?
 
 など、改めて検討しなおすきっかけが生まれます。

 成長期にスポーツをするお子さんにとって、睡眠はとても大事です。
 小学生では、9~11時間  中学生では8~10時間  高校生でも7~9時間
 必要だというデータもあります。
 その上、成長期の変化は個々に違い、必要な睡眠時間も人それぞれです。

 身長だけでなく、内臓の充実、自律神経の正常な活動。
 タイムサークルを書いてみると、学校で過ごす時間が思った以上に生活を
 つまりは人生の時間を占めていることが見えてきます。
 その時間を快活に、ある意味有効に過ごすためにも睡眠が大切であることが
 二次的に見えてきます。

 もうすぐ夏休みですね。
 家族全員、一緒にそれぞれのタイムサークルを作って、見せ合って、
 今、家族それぞれが大切にしている時間はなにか?
 見直す時間はなにか?
 など、話してみるのはいかがでしょうか?

 かくいう、私自身は、優等生母ではありませんでした。
 なので、失敗と反省からたどり着いたのが「タイムサークル」ということになります。

 ただ、具体的には、書きませんが、他者からの冷たい視線に耐えながら(笑)
 子どもたちの睡眠確保のために続けていたことはあります。

 それで、我が子たちがサッカーのスーパースターになったわけではありません。
 今のところ3人ともスポーツが大好きで、仕事の合間に続けています。
 
 
 
 




2024/07/09
3人の息子は、
「○年間、太陽と土と水にまみれてよく遊びました
という証書を頂いて、上野愛光保育園を卒園しました。

毎日たくさん歩き、体を動かし、たくさん食べて、仲間と作業をして
共同生活の中で仲間を尊重すること、自分の意見を大切にされること

本当に多くのことを経験して学ばせていただきました。

息子たちの人間形成の原点は間違いなく、上野愛光保育園で行っていただきました。

保育園を選ぶとき、私の中の基準もまさに、
「体をよく動かせること」
「よく食べること」
「テレビやビデオではなく自然の音や人の声、楽器の音の中で過ごせること」
でしたので、家に帰ってからその日一日で子どもたちがどんな体験をしたのか
話を聞くのがとても楽しみでした。

その他にも保育園が推奨していたことの中の一つに、“睡眠”がありました。
寝ている間にしっかりと成長ホルモンを分泌させて、自律神経を整えることで
子どもたちが毎日の生活を快調に過ごせるようにしてあげようーという勧めでした。

小学生の中学年ごろからサッカーを始めた息子たち。
チームを選ぶ際に、「“子供にわかるように”具体的に指導してもらえる環境」
「小学生のうちは週に数回の練習しかないこと」
「ゆっくり眠れること」
を考えていましたが、子育ての方針と合う指導者がいるチームは家から遠かったり、
当初は少ない練習回数であっても、だんだんと日数が増えてくるなど、

理想通りにはなかなかいかないことを学びました。

また、学年が進むにつれて学習時間の確保と、練習時間と、睡眠時間の確保の
バランスをとることに苦心しました。

成長期、身長を伸ばす最大の要因は睡眠であることが研究者のエビデンスによっても
裏付けられてきています。

この問題は、保護者の工夫だけでは、解決できることではないというのが
現時点での私の結論です。では、どうすればよいのか?

からだの動きLABO で推奨しているのは、タイムサークルづくりです。

タイムサークルのお話は、また明日お送りします。

2024/07/04
日本スポーツ振興センターが
「競技者のための暑熱対策ガイドブック」
を発行している。

競技種目の特性に合わせた熱中症の対策を

試合前にあらかじめ
パフォーマンスの低下につながる体温の上昇を防ぐ
「プレ・クーリング」

試合中や引水タイムなどに行う
「水分補給」

試合後、余分な代謝を押さえて安静時音レベルに
体温を戻したり、筋肉の損傷や炎症を抑制したりする
ケアも含んだ
「クーリングダウン」

に大きく分けてその具体的な対策や方法をまとめている。

この中で。プレクーリングの一つの方法として紹介されてるのが、
『アイススラリー』。

水と微小な氷がシャーベット状に混ざった氷飲料。
「氷が水に溶ける際に、体内の熱を多く吸収することができ、
冷たい飲料の摂取よりも非常に高い冷却効果を有している」
と紹介されている。(※手作りする方法を紹介しているサイトも
あるようだ)

ただし、体重当たりの摂取量を把握し、胃腸の調子を崩さない
選手個々に合った適正な摂取量をあらかじめ、試しながら
本人が把握しておく必要がある。


8月12日(月)12:30分~開催の
UEFA公認A級指導者 中野吉之伴サッカークリニックでは、

会の冒頭で、大塚製薬㈱の岩本凱文さんをお招きして、
 「パフォーマンスを向上させる水分補給術」のお話をしていただく。
さらに、 同社製品の『アイススラリー』を実際に飲んで、
その効果を選手の皆さんに体感していただけることとなった。

サマーブレイクが明けたシーズンインを前に、
ぜひ、水分補給の極意を学んで、
持てるパフォーマンスを存分に発揮してもらいたい。








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