大分市緑が丘の焼き杉に囲まれたコンディショニングスタジオ。大分市街地かから車で30分。さまざまな競技のジュニアアスリート(小学生~高校生)の競技動作動づくりや、社会人の姿勢改善と日常動作改善をサポート。スタジオを拠点としたスポーツ、カルチャーイベントも開催からだの動きLABO

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2025/03/01
 小学生のトレーニング風景を見た時の
保護者とフィジカルコンディショナーに見えているもにフォーカスします。
   ※例え話なので、設定しているような状況の全てに当てはまるものではありません。

 グラウンドでは、小学校高学年の子どもたちが円を描いて、
トレーニングを行っています。
 コーチの声掛けで、V字腹筋や、クランチなどをやっています。

 保護者の視点 「コーチ、熱心にやってくださっているなぁ」
        「子どもたちも頑張ってる。頑張れ~!!」

 フィジカルコンディショナーの視点
    「この年代は、腰椎と仙骨の部分は未発達だし、
     腹圧をコントロールできている子も少ない中で
     硬い地面の上で、腰や骨盤、背中に負担がかかっているなぁ」
    「クランチも、おなかが下がっていて、
         肩や腕に負担がかかっている子も多いなぁ」

              


 骨盤帯の中央にある仙骨は30歳ごろまで変化成長するという説があります。
 子どもたちの何を向上しようとしているのか、
 目的=パフォーマンスゴールが明確であれば、
 大人と同じトレーニングではなく、子どもたちの体の変化や成長に合わせた
メニューであっても効果は変わりません。

 

 










2024/12/25

12月14日(土)、

一般社団法人 大分スポーツサロン Aーブリッジ 設立記念セミナー

「スポーツに頑張る子どもを隠れ疲れから救う」第1弾「朝食と補食」を

同法人事務局が置かれている からだの動きLABO で開催しました。

サッカーや水泳に取り組むジュニアアスリートとその保護者、指導差が参加。
日常に役立つ実践的な内容となりました。


同セミナー、3回通してのテーマは、


「スポーツに頑張る子どもを隠れ疲れから救う」です。




スポーツに通学、学校、塾と忙しい子どもたち。


実は、エネルギー不足に陥っているケースは少なくありません。




そこで、A-ブリッジでは、




体の資本である“食” 


からだの状態を表す“姿勢”


そして、脳にアプローチする“言葉かけ=コミュニケーション”




の3つの視点からお子さんたちの隠れ疲れを科学して、


対策する情報や方法をお伝えすることにしました。



第1弾の「朝食と補食」の講師は、長島未央子さん。




㈱KAGO食スポーツの取締役で、公認スポーツ栄養士。


プロアスリートからライフワーカーまでの


パフォーマンスを食でサポートするプロ集団のお一人です。




実戦的な講義内容に定評がある長島さんの今回の内容は、


『補食プランニングシート』の作成を中心に行われました。




1日の自分自身のエネルギー消費や補給の状況を可視化して、


エネルギーを有効にするための休息=睡眠を確保した上で、


生活時間のマネジメントをスタートに、補食スケジュールを考えました。




「ただ一生懸命努力するのではなく、努力の仕方を具体化する 


 可視化して見ることで、練習での取り組みが効果的に作用するのでは?」


 と、長島さん。




「1日中。エネルギーを消費していることが分かった」


「生活を見直すいい機会になりました」と参加者。




「練習のケアとして、今後も取り組みたい」と指導者。




ジュニアアスリートの今だけでなく、これから先の体や


パフォーマンスを守れる、アスリートファースト考え方の


具体的な策として理解が進んだセミナーとなりました。




次回は、第2弾「姿勢から見抜く隠れ疲れ」です。


2025年2月11日18時から


大分市のからだの動きLABOで開催します。

2024/11/27

スポーツに頑張る子どもを隠れ疲れから救うセミナー

「朝食と補食」編 の開催が近づいてきました。


このテーマ、「うちの子には関係ないかも」と思っている保護者の皆さん、

ちょっと、次の項目に思い当たることはないですか?


〇小学生や中学生で疲労骨折をしているスポーツ少年少女を知っている

〇食が細いのにいつも動き回っているスポーツ少年少女を知っている

〇練習が夜遅くまであって、朝食をしっかり摂れていない

〇お子さんの体が大きくなりはじめてから記憶力の低下や

 学習・運動意欲が低下したのが気になる


IOC(国際オリンピック委員会)の専門委員会が提唱している

アスリートの健康とパフォーマンスに悪影響を及ぼす状態の一つに、


REDs(relative energy deficiency in sport)=相対的エネルギー不足症候群


があります。

人間は、生命を維持するエネルギー、生活活動を行うエネルギーが基本的に必要ですが、

スポーツをする場合は、これに加えて、スポーツで消費するエネルギーの補給が必要です。


さらに、成長期の子どもたちは、自分の体を大きく強くするためのエネルギーも必要で、

これが慢性的に不足してしまうと、疲労骨折や意欲の低下などに繋がってしまいます。


注意すべきは、すぐに症状が表面化する場合と、長年気づかずに過ごすことで、

成人後の体に、悪影響が出てしまうケースも多くあります。


骨粗しょう症のリスクや、パフォーマンスに必要な機能低下(伸び悩み)、

食事で得たエネルギーを取り込みずらい循環、精神的な落ち込みなど、

症状の重さに個人差あるものの、REDsの影響だとは気づかない

からだの不調に見舞われてしまうアスリートは想像よりも少なくありません。


今、お子さんたちは、たくさんの習い事や、スポーツ活動などで、

自覚もないままに疲労を抱えています。


本来は、成長の度合いに合わせて、適正な活動量に調整して、来るべき、

充実期(身長が止まって約2年後くらい)に向けた体づくりと

夢や目標設定を行っていくのが理想です。


もし、それがどうしてもかなわないとして、

せめて、不足しているエネルギーを子どもたちに補給してほしい!!というのが、

今回のセミナーの主旨でもあります。


これは、実践あるのみなんです。

12月14日、ぜひ、お子さんを隠れ疲れから救いうために、一緒に

「補食プランニングシート」をつくりませんか?


今回、REDsに関する情報は、

一般社団法人日本スポーツ栄養協会の公式情報サイト

「スポーツ栄養Web」

に掲載されている内容を参照にしています。


実は、私自身が大学生の頃にこの状況に陥った選手のひとりであったことから

皆さんのお子さんのリスクを軽減し、本来の明るさと活発さを守ってあげたいと思い

開催するセミナーです。


多くの方のご参加をお待ちしています。



2024/11/12
 
 からだの動きLABOのブログ「女性リーダーアカデミー2024 その2」で、
 
 このアカデミーを

 科学的根拠に基づいたコーチ教育とトレーニングを提供し、

 キャリア形成をサポートするネットワーク構築の機会を設け、

 様々な分野のメンター的人材と面識を得られる機会が提供されるアカデミックな場

 と紹介しました。これは、順天堂大学女性スポーツ研究センターの
 ホームページで紹介されている文章そのままで、

 実際、実施された内容も、まさにこの文章通りの内容でした。

 2週間が経ち、カリキュラムを振り返る中で、
 今回私が学んだことの大きな柱となっているなあと感じることがあります。

  それは、   “出来事をどう捉えて前に進むか”  でした。
    (※あくまでもこれは私個人が感じたことです)

 女性コーチが、

 スポーツ界でのジェンダーギャップやコーチング現場に関わる人々の特性、
 人の持つ根本的な心理や、文化的背景に隠された真意など、

 私たちが生きている社会に存在するあらゆるソースが繰り広げる

 “出来事”を客観的に、具体的に、科学的に検証して、それをどう捉え、
 生かして、活かしていくのかを考えるトレーニングをすること。

 その取り組みをネットワークの中で共有し、実践し、世の中の財産とすること。

 そんな深い学びに触れました。

 さて、私はどう前に進むのか?ワクワクしています。

 女性リーダーアカデミーの詳細は
 をご覧ください。

 

 

 

 


2024/11/09
スポーツに頑張るお子さんからの素朴な質問。

「プロ選手は姿勢がいいの?」

この質問に答えるべくAI姿勢分析「シセイカルテ」を使って、
姿勢分析に協力いただけるプロ選手を探しています。

ですが、プロ選手の測定を許可して頂くには、
例えば、所属するチームの許可が必要であったりします。

現在のところ、元プロ選手(オリンピアンも含む)数名が
分析にご協力くださいました。

本当にありがとうございます。感謝申し上げます。

分析結果から現時点で注目している結果をお知らせします。

競技特性や引退後の年数、ケガの後遺症などが影響して、
左右のずれを抱えている方もいらっしゃいますが、

上のデータが示すように、正面立位のデータで、

左右のずれがほとんどない方が多い傾向が見受けられます。


(※データは、元プロサッカー選手、元プロバレーボール選手、元プロボクシング選手)

今後、分析を進める中で、この割合は変わってくると予想します。
また、正面の左右差がないものの、
柔軟性や関節可動域が狭い選手も実際にはいらっしゃいます。

「プロ選手の姿勢はいいの?」に答えるプロジェクトはまだ始まったばかり。
ゆっくり歩みを進めながら、随時報告いたします。




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